施工事例

摺下げ障子のある家

昭和初期に作られた住宅のリノベーションです。
もともと居室はすべて和室でしたが、老後のことも考慮し居間はフローリングとし椅子座の空間に改変しつつも施主が生まれ育った家なのでもとの雰囲気をうまく残すことが求められました。
居間のメインの開口の障子は椅子座でもお庭を楽しめるように摺り上げ障子でなく摺下げ障子としました。
この障子は開閉頻度が高いため、強度を確保しつつも無骨な印象にならないように組子に塵返しを付けて見付をしぼる、視線をコントロールするため小障子の割付を調整する等々の工夫も行いました。

  • ・所在地宮城県仙台市
  • ・構造・規模木造/平屋建て
    リノベーション
  • ・竣工年月2021.6
  • ・設計ユニティ設計事務所
  • ・施工泉崎建設

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